更新日2566年9月10日
当ブログの読者から頻繁に寄せられる質問をまとめました。疑問や不明点の参考にしてください。
もくじ
改名について
改名をする場合は
【１】新しい名前を決めて使い始め、使用履歴、証拠を残しておく（手紙、公共料金の支払いなど）
【２】GID（性同一性障害）の診断書を取得する（１日で取得したものでもOK）
【３】２ヶ月以上新しい名前を使っていたら家庭裁判所に申し立てする
【４】家庭裁判所からの返答を待ち、許可が出たら改名完了
詳細はこちらの記事「【女体化5】女性名へ改名するには？」にて解説しています
Q：早くGID診断書を手に入れるには？
A：１日でGID診断書を出してくれるクリニックに行けば早く手に入ります。
改名用のGID（性同一性障害）の診断書であれば１日で取得可能です。
取得方法については過去記事をご参考にされてください
Q：１日で取得したGID診断書は無効と聞いたのですが本当ですか？
A：いいえ、有効です
家庭裁判所に直接問い合わせたのですが、「医師が書いたもの」であれば１日で取得したとしても、１年かけて取得したとしても改名に使えます。
ただ注意して欲しいのですが改名用に使えるGID診断は１名の医師が書いたもので問題ありませんが、戸籍の性別を変える時の診断書には２名の医師のサインが必要になります。
Q：GID診断書が欲しいですが、自分史の書き方がわかりません
A：こちらの記事を参考にどうぞ
性同一性障害の診断にあたり、過去から今日までの遍歴をつづった「自分史(じぶんし)」というものが必要になる場合があります。
自分史とは自分自身の簡易的な履歴書、プロフィールのようなものです。
クリニックによっては「詳しく書いてくれ」とお願いされることもあったり、「箇条書きでカンタンなものでいいですよ」という場合もありまちまちです。
参考がてら「カンタンに自分史を書く方法」をこちらの記事にまとめています
Q：GID診断が出ない場合の理由って何ですか？
A：現状の見た目と行動が男らしいからです
ジェンダークリニックに通ってる人で「なかなかGID診断書が出ない！」と困ってる人は多いかもしれません。
その「診断が出ない理由」は何なのか？具体的に解説しました
要するに「見た目」と「行動」を変えていけばこの先の早い段階で診断書が出る可能性はあります。
「なぜ診断が出ないのか？」客観的に考えたら納得の理由ですね
女性ホルモン関連
男性に生まれた人が女性ホルモンをやると身体は女性らしくなります。
しかし、ホルモンを開始する年齢で見た目や身体、骨格の女性化は大きくかわります。
例えば第二次性徴期（思春期）前に女性ホルモン開始すると骨格レベルで身体は女性らしくなります。
代表的な人はタイのヨシ・リンラダさんなど
声変わり前に女性ホルモンやると声も女性になりますが、声変わり後の女性ホルモンだと声は中性的になるかもしれません（それでも体格、骨格は女性的になる可能性が高い）
Q：女性ホルモンやると胸は大きくビッグバストになりますか？
A：胸が大きくなる保証はありません
これは個人差が大きいですが、高確率でバストはBカップ未満で止まることが多いです。
もちろん、体質によってはD〜Eカップなど大きくなる人もいますが、50%以上のMTFはBカップ未満でバストの成長が止まることが多いです。
これはホルモン開始年齢が遅ければ遅いほどその傾向が強いです
詳しくはこちらの記事を参考にどうぞ
Q：どうしたらホルモン投与できますか？
A：ネットで海外から個人輸入するか、病院で注射してもらえば可能です
女性ホルモン薬は「処方箋薬(しょほうせんやく）」といって病院のお医者さんからじゃないと手に入れることができません。
もし、ホルモン注射をするなら病院で注射してもらう必要があります。
ホルモンの錠剤（飲み薬）は個人が使用する範囲に限り、海外から輸入ができます。
その場合は、オオサカ堂などの個人輸入サイトを使う必要があります。
ただし、女性ホルモン薬はかなり強力な薬であり、素人がテキトーに使うと肝機能障害や血栓症など命にかかわる重篤な副作用を引き起こす可能性もあるので、使用するばあいは自己責任で、細心の注意をはらって、投与量を勉強して使う必要があります。
詳しくはこちらの記事
個人輸入で購入した飲み薬を使用する場合でも、可能ならかかりつけ医に相談したり、３ヶ月に１回ペースで定期的な血液検査をして、常に体調に気を遣う必要があります。
Q：10代がホルモン投与するのは危険じゃないですか？
A：10代でも60代でも危険なのは同じです。
先ほど説明したようにホルモン薬は「処方箋薬」といって、扱いを間違えると命に関わる大変危険なお薬です。
年齢に限らず、安易でテキトーな使用は命の危険があります。
年齢でいうと、若い人よりも50代以上の人のほうが危険性が高まります。
年齢があがれば上がるほど持病を持っている割合が高くなるので、健康な10~20代が使うよりも年齢が高いほうが危険性は高まります。
ただ、10代だから投与できないというわけではありません。性転換大国のタイでは10代〜20代前半から女性ホルモンを開始するトランス女性が多いです
参考：お歳で豊胸手術をしたタイ人の「ナッティー・スパイシー」さん
Q：女性ホルモン投与は早いほうが良い？遅い方が良い？
A：理想は思春期前が良いです
第二次性徴期（11~14歳頃）の前に女性ホルモン投与できれば、その後の悩みの80%は解決できます
思春期前にホルモン投与ができれば、骨格や声などの問題、悩みがかなり減ります。
顔は生まれ持ったDNAが影響するので、もし自分の顔が気に入らなければ美容整形をする人もでてくるとは思います…
でも、身体が骨格レベルで男性的すぎる…という悩みはかなり抑えられると思います。
ヒゲ脱毛、顔の女性化について
女性顔を手に入れるためにはヒゲの脱毛は「必須」になります。ヒゲの脱毛と顔を女性らしくする方法についての質問に答えていきます
Q：顔のヒゲを消したい。女性顔になる方法を教えて
私がおすすめするヒゲの脱毛方法については、こちらの記事で詳しく書いています
顔のヒゲを永久脱毛するには「医療脱毛」がおすすめです。
エステや家庭用脱毛器もありますが、確実性を求めるなら「医療脱毛」一択です。
詳しくはこちらの記事で説明しています
Q：女性ホルモン開始とヒゲ脱毛はどちらを先にやるべきですか？
女性ホルモンを開始すると、ヒゲが伸びるスピードが遅くなりますが、ヒゲが生えてこなくなるわけではありません。
なので、女性ホルモンをする、しないに関係なくヒゲの脱毛を優先することを強くおすすめします
Q：今現在、まだ男性で生活しているのでヒゲ脱毛ができません
よくある勘違いですが
「ヒゲ脱毛＝女性になる」ではありません
女性になる気持ちが一切ない男性でも朝のヒゲ処理の手間を減らすためにヒゲの永久脱毛をしたり、女性にモテるためにヒゲの脱毛をする人がいます。
MTF（男→女トランスジェンダー）の中にはヒゲ脱毛をすると「周囲の人に女になりたい心理がバレる！」と不安に思っている人もすくなからずいますが、男性でもヒゲ脱毛をするのは当たり前なので過剰に心配する必要はありません。
家庭の事情や職場の理解が得られず、男性として生きていたとしてもヒゲ脱毛をすることは普通に可能ですのでご安心ください
Q：ヒゲ脱毛していますが顔の毛がまだなくなりません。なぜですか？
毛には「毛周期」があるので完全にツルツルにするには複数回脱毛をする必要があります。
ヒゲの場合、毛が濃い人だと完全にツルツルにするまで１〜２年かかったとの報告も数多く頂いていますので、それくらいの時間がかかるのは覚悟したほうが良さそうです。
性別適合手術（性転換手術）に関すること
ここでは主に男性→女性の性転換手術について話します。
FTM（女性→男性）の性転換手術情報も持っているので、必要でしたらこの記事にコメントして知りたいことを書いてくださいね★
Q：SRS（性転換手術）はタイと日本どっちがいいですか？
A：女子アナ作るならタイ、作らないなら日本です
タイと日本の性転換手術は金額差がほぼなくなってきています。なので、造膣しない（女性の穴を作らない）なら日本でやったほうが交通費がかからないぶん安上がりですしおすすめ。
また、日本語が通じ、日本国内なので移動も楽なので日本国内で手術したほうが楽な点はいくつかあります。
ただ、入院が1日で手術翌日の夕方には退院しなきゃいけないクリニックが多いので、心配なら7日間入院できるタイで手術したほうが安心だと思います。
造膣（女子アナを作ること）を予定しているなら１週間ほど入院できて、万全の体制で挑めるタイの方が安心＆安全です。
詳しくはこちらの記事を参考にどうぞ
Q：なるべく激安で性転換手術したいです
A：タイの現地人向けクリニックが激安です
タイの田舎（ナコンラチャシマ）にあるLooksクリニックはバンコクのクリニックと比べて性転換がかなり安く可能です。
手術代金だけなら日本円で約70万円前後で可能です。
私の友人も実際に手術しましたが、しっかりしているクリニックでした。
現地調査したときの動画があるので参考にどうぞ
Q：性転換後、戸籍の性別を変える方法が知りたいです
A：２名の医師にサインもらって家庭裁判所へGOです
戸籍の性別を変更するには性同一性障害の診断書が必要です。
診断書そのものは１通でOKですが「厚生労働省が指定するフォーマット」で書かれていることと、２名の医師のサインが必要になります。
診断書が用意できたら家庭裁判所に申請する必要があります（郵送でも直接でも可能）
詳しくはこちら
Q：日本国内の性転換情報が欲しいです
A：こちらから無料でダウンロード可能です
Q：性転換のお金はどうやって用意したらいいですか？
A：私の実体験をお伝えします
Q：性転換して作った女性器の感覚は？感じますか？
A：それなりに感じます
くわしくはこちら
Q：性転換後のダイレーションは痛いですか？
A：それなりに激痛ですが、慣れます
詳しくはこちら
育乳、バストアップ、豊胸
結論からいうと女性ホルモンで胸を大きくバストアップするのはかなり限界があります。生まれ持ったDNAや女性ホルモン受容体が胸にあればトランス女性もD〜Eカップに育つ可能性はありますが、ほとんどのトランス女性はBカップ未満で胸の成長が止まります。
その後は豊胸などを検討する必要が出てくる人も多いでしょう。私もそうでしたので、経験談をかきまくります。
Q：胸が小さいのですが、豊胸すべきか迷います
A：ホルモン歴1年以上でしたら豊胸しないと大きくなりません
女性ホルモン開始〜６ヶ月くらいまで胸が成長するので、それまで様子を見てもいいと思います。
６ヶ月をすぎると女性ホルモンでの胸の成長はほぼ止まるので、もっと胸を大きくしたいと思うなら豊胸手術するのが一番良いと思います
くわしくはこちら
Q：育乳マッサージで胸は大きくなりますか？
A：なるけど、他人がわからないレベルです
女性ホルモン投与を2年以上やってるけど、胸のサイズが大きくならない…！という人はホルモンでは胸が大きくならないです。
育乳マッサージなどもありますが、胸のボリューム、絶対量はほぼ増えません。
私も過去に育乳マッサージをめちゃ頑張ってた時期がありますがダメでした。
もちろん「形がキレイになる」という利点はあるので育乳マッサージやナイトブラはおすすめです。
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スザンヌみさきからのメモ
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