こんにちは。スザンヌみさきです。(@suzannumisaki)
性同一性障害の診断書をもらうためにジェンダークリニックに行ってみた。
でも、診断が下りないこともあるんですか?
という質問をもらったので、疑問にお答えしていきますね。
結論から言うと
診断が下りないことはあります。
医師が診断を断ることもあります
なぜ性同一性障害だと診断されないのか?
なぜ医師は診断をそもそも断るのか?
今回は「その謎」にせまってみましょう
この記事をガッツリ最後まで読めば、GID診断書を手に入れるエッセンスがもろわかりです。
かなり参考になると思います。
とあるMTFさんの素朴な疑問
なぜ性同一性障害の診断が下りないのか?
1.医師の判断による違い
まず考えられるのは「医者によって判断が違う」ということです。
自分では自分のことを「性同一性障害だ!」と思っている
でも、自分が通っている病院の医師は
この人は性同一性障害ではないだろう
そう判断されたらGIDの診断は下りません。
なぜ?
それはお医者さんによって判断が変わるからです。
例えば医者Aは性同一性障害の診断をしなかったけど、医者Bは性同一性障害だと診断した。
なので、たまたま自分が通院してる病院の先生はGIDじゃないと感じただけかも。
もし不満があるなら、別のクリニックに通うのも賢い選択と思います。
2.そもそも「性同一性障害」ではない
次に考えられるのが、そもそも性同一性障害ではなかった場合です。
たとえば、自分は女性になりたいと思っているけど、心の奥底の深い部分を見ていったらそうではなかった。
そういう場合は性同一性障害だと診断されません。
例えば…
「解離性同一性障害」で別人格が自分とは異なる性だった場合は「性同一性障害」とは診断されません
※解離性(かいりせい)同一性障害(どういつせいしょうがい)については、Wikipediaを調べてみてね。
3.医師が責任持てないから断る
そのほか、考えられる原因がこのパターン。
性同一性障害なのかもしれないけど、あなたの人生の責任は持てませんよ。
って意味で診断が出ない、または断られるパターンです。
例えば、本当に性同一性障害だったとしても、現時点での見た目が明らかに男性。
さらに、女性になる努力が一切感じられなかった場合は、医者が女性ホルモン療法などを断ることがあります。
性同一性障害の診断書を手に入れるために何したらいい?
会社での性別の取扱を女性にしてもらうため。
女性の名前に改名するため。
どーしてもGIDの診断書が必要になったらどうやって手に入れたらいいのか?
現時点では、医者に覚悟を示すしかないのだと思う。
本来、病名の診断って面接ではないのだけど…
性同一性障害は「面接」的な要素があるので、面接をクリアするために動いていけば診断書ゲットできると思う。
詳しくは「MTFがGID診断書をたった1日で取得する方法について体験談話しました」という記事でも書いているので、合わせて読むと理解が深まると思います。
GID診断書取得のカンペを手に入れる
性同一性障害の診断をするにあたり、「診断のガイドライン」というものがあります。
このガイドラインでは、GIDの診断をするための流れや、どういうことをするのか?
が、詳しく説明してあります。
まるでカンニングペーパー(カンペ)のようなものです。
このカンペの内容を知っておけば、どんなものが必要なのかって分かりますよね。
「性同一性障害(GID)の自分史ってなに?MTFの書き方を解説してみた。」という記事でも詳しく書いてますので合わせて読んでみてね。
少し解説すると…
性同一性障害(GID)の診断をするために、医者は患者の「性別違和」や「性行動歴」をカウンセリングで聞いていきます。
そして、「この人は性同一性障害だ!」と判断するわけです。
MTFの場合、判断材料となるのは
男扱いされるのがスゲー嫌だ
男のイチモツがすげー嫌だ
男らしい声がすげー嫌だ
という「男性」の自分への嫌悪感
女性として見てほしい
女性みたいになりたい
女性の身体になりたい
もっとキレイで可愛くなりたい。
女性みたいな声になりたい
という「女性」になりたい願望や、そのための「行動」
などを判断材料とします。
・趣味や好みが男っぽい
・初恋の相手は女の子
・サッカーや野球など男のスポーツが好き
・女友達より、男友達が多い
↑こういう部分は判断材料にはならないのでご安心を。
お医者さんによっては判断材料にする人もいますが…
それはヤブ医者だと思うので、別の病院に行ったほうがいいと思います。
この情報を利用して診断書を悪用されたらどうする?
性同一性障害の診断が下りない?もらうにはどうする?まとめ
性同一性障害の診断が下りない理由は、そもそも性同一性障害ではない可能性がある。
その他の病気の可能性を疑ってみてください。
「女性で生きていく覚悟」が医者に伝わらなくて診断されなかったり、診断を断られることもあります。
そんなことあっていいの?
って思うけど、現状はあります。
だから面接だと思って、身だしなみ整えて、何度もチャレンジしてみましょう。
自分の女子度をUPさせるため行動すると効果的です
性同一性障害の診断には「ガイドライン」というものがあります。
まずは自分でもガイドラインを読んでみて、どんな感じで治療が進むのか?
お医者さんはどういう部分を見て「この人は性同一性障害だ!」と判断しているのか?
ガイドラインに詳しく書いてあるので、ぜひとも読んでみてください。
性同一性障害だと判断されるのは、MTFの場合は…
「男性の身体や社会的な役割」に対する違和感、嫌悪感
「女性の身体や、社会的な役割」に対する一致感や手に入れるための行動
以上を見て判断しているっぽいです。
だからガイドラインに従わず、フライイングして手術したり、ホルモンやるのも、先生によっては「女性になりたいからそういうことしてるのかぁ」と判断する場合もあります。
性同一性障害のガイドラインでも
1.ガイドラインの位置づけ
改訂第2 版ガイドラインでも記述した通り、ガイドラインはあくまで医療者に対する治療指針であり、治療を受ける者に厳格に強いるべき規則ではない。また、当事者がガイドラインを遵守しなければその後の治療を受けられないといった懲罰的な対応を強制するための規則でもない。
柔軟性のない厳格な規則として受け止められて教条的に運用すれば、このガイドラインの目的とは逆に、医療の質の低下につながり、ひいては当事者に対する不利益を助長しかねない。
このような事態が引き続き起きないように改めて「ガイドラインはあくまで医療者に対する治療指針であり、治療を受ける者に厳格に強いるべき規則ではない」ことを再度確認しておきたい。
いずれにしても、治療は当事者の生活の質の向上を目的とした手段に過ぎないことを銘記し、医療現場では当事者の自己決定と自己責任を最大限に尊重しながら、個々のケースに応じたよりきめ細かい判断が必要である。
以上のように
「ガイドラインに従って女性化しないとだめ…」
「ってわけじゃないからね!」
と、ハッキリ書いております。
これつまり、診断書がなくても女性ホルモンやってもいいし、ジェンダークリニックにかよわず、自分でみつけた産婦人科や美容外科で治療をすすめて行くのもべつにいいんだよ。自由だよ
って意味だと思うんだけど。
あなたはどう思いますか?
まぁ、とりあえず。
私がいいたいことは、診断書がもらえなくても落ち込まないで次いってみよう。
別に診断書なくても治療できるし、大丈夫だよ。
ってことです。
※改名や戸籍変更には診断書必要になるけどね
最後まで読んでいただきありがとうございます。
この記事があなたのお役に立てれば嬉しいです
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男に生まれた私ですが、10年前から女性として生活しています。
今も女子度UPのために肉体改造と美容に精を出しています。
というか、自分を磨いていくと、日々の変化が感じられるし楽しいから好きなんですよ。
私も最初からこんな人間だったわけじゃないです。
男時代は体格も良かったし肥満だったし、体毛も濃いし、声も低かった。
とても女としては生きられそうにないレベルの男でした
男の中の男って感じ。
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