こんにちは、スザンヌみさきです。
お客さんであり友達のMTFさんがここ最近ものすごく女性化が進行しています。
今までは男として生活していて、女としての自信なんてまったくないし、アレコレ言い訳して行動しようともしなかった彼女ですが、なぜ行動できるようになったのか?
その理由を話しますね。
見た目は変化してないけど完パスするようになった理由
「ずっと自分は女で生きる素質がないと思いこんでいたんですが、素質じゃなくて行動で決まるんだと気づきました。」
という話をしてました。
心境の変化といった「マインド」が変化したんですね。
実際のLINEのやり取りを見せます
↓ ↓ ↓
※左から右に読んでいきます→
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以上、こんな感じで短期間に心境の変化があったみたいです。
本人にも許可もらってるのでやり取り公開してます。
7月14日時点では「生まれつき女ではないから何やってもダメだって気持ちが出てきてしまいます」
と、本人は喋っていたのに、7月16日には、「才能とか元の素質ではないと実感できました。」って話しています。
なにがあったの?
そう思いますよね。
詳しく解説します
自信を持つキッカケは女湯に入ったこと。
先ほど紹介しているMTFさんは、SRS(性別適合手術)を既に終えていて、今は戸籍の性別を女性にするための手続き中のMTFさんです。
なので、女湯に入っても問題ないんだけど、自分が女だとは思えないし、女としての自信もない。
やっぱ男に生まれてしまった自分が女性の中に飛び込んで生活するなんてムリなんじゃないか?
そう思ってなかなか勇気が出なかったようです。
そんなある日。
たぶん7月15日くらいに女湯に勇気を出して入ってみたらしいのです。
(恋人がMTFさんなので一緒に行ったらしい)
一人では勇気が出なかったけど、恋人の後押しもあって、女湯にチャレンジできた。
そこで、何の問題もなく女湯を利用できた。
声を出して喋ってみたけど、周囲の人は特になんの違和感もなく。
いたってフツー
そんな経験を通して、「今まで自分はムリだと思ってたけど、そうじゃなかったんだ!」と気づけたようです。
性別適合手術しても男で生きているMTFさんもいる
先程紹介した友達は、数年前から女性ホルモンやっていて、ダイエットなど肉体改造も努力している人です。
SRSを手術も数ヶ月前に終わって、必要な書類も揃えていたので、あとは申請すれば戸籍も女性にできる状態。
なのに、精神的なブレーキがかかって、性別変更の申立を裁判所にしばらくしなかったとのこと。
なんで?
って、私は思ったのだけど、本人としては、
「こんな男みたいな自分が女性として生きられるかわからない。」
「SRSはしたけど、服を着たら外から見える場所じゃないし」
「普段は男で生活してるし」
そういった理由でなかなか戸籍を変える勇気も出なかったみたいです。
いや、それいぜんにSRSしとるがな!
って思ったのだけど、精神的なブレーキがそこまで行動をジャマしてしまうんだなと感じました。
見た目は普通に女性に見えるレベルなんですが、本人は身体の色々な所にコンプレックスを抱えていて、女性服を着る勇気がなかなか出なかったようです。
今までは中性的な服装でいたのだけど、スカートなどの「女らしい」服装はちょっと・・・
という精神的なブレーキかかってたんでしょう。
私も似た経験あるから非常によくわかります
また、会社でも現在は男性として働いているため、どうしても男らしく振る舞ってしまうらしい。
上司から「髪を切れ」と言われたら渋々従ってしまうような状態。
心の奥に「自分やっぱ見た目男だし、声男だし、しょうがないよな」という気持ちがあったのかもしれない。
本人に聞いてみないとわかんないけど。
自分はまだ男だって自覚が強かったのだと思います。
それに声が男性声だったのも、自分の行動を邪魔する原因になっていたのでしょう。
見た目は中性的でも、声を出したら「男扱い」されてしまう。
だから、声をなんとかしなくちゃ!
というわけで声パスするためのボイトレも数ヶ月前からかなり頑張ってました。
一時期、停滞期というか諦めかけてボイトレが中断したり、やる気でない時期もあったけど、最近やっとこさ女性的な声が出せるようになってきたようです。
「声がまだまだヘタだから人前で声を出せない!」
って、思い悩んでいたようなのだけど、実はこれ「ボイストレーニングの視点」で見ると逆です。
人前で声を出さないからヘタなのです。
まぁ、そんなスパルタな話はさておき。
そんな友達もやっと動き出せるようになったようです。
行動のスピード、悩みは個人で違う
今回話したMTFの友達は自分に自信がなくて悩んでいました。
あまりにもコンプレックスが強すぎて「客観的な視点」が持てていなかったんです。
また、悩みについて深く考える。
ことから逃げていて、問題を先送りしたり、言い訳してばかりで行動しない人でした。
友達なのでキツく言いますけど、ほんとに言い訳ばかりで行動しない人の典型例みたいな人でした。
でも、恋人のサポートもあって今回行動することができて、自分への自信をつかむことができました。
多くの人は「自信がないから行動できない」
って言いますけど、実は逆で、行動しないから自信が持てないのです。
MTF友達も、ぜんぜん自信持ってなくて言い訳して行動しない人でしたが、行動したら数日前の言動がウソじゃないかと思うほど変化しました。
そして、今ではどんどん自信を付けられるようになりました。
自信がないから行動できないんじゃない
行動しないから自信が持てないんだ
それを実体験で示してくれたかなぁと思います。
私も似たような体験あるので、動画貼っておきますね(笑)
言葉で言うのはカンタンだけど、実際に行動するのは非常に勇気が必要なことです。
この友達もとっても勇気のある行動をされていてすごいなと思います
あ、動画はこちらの記事で紹介してます
→【性同一性障害MTF】女性の服装で外出するとかレベル高すぎムリ。できないと思った時に見る動画
悩みって個人で違うんですよね。
例えば胸が小さくて悩んでる人がいれば、カミングアウトで悩んでる人もいる。
カミングアウトはぜんぜん悩んでないけど、服装で悩んでる人もいる。
服装もカミングアウトも声もぜんぜん悩んでないけど、お金がなくて悩んでる人もいる。
悩みは人それぞれ違います。
また、置かれた状況や考え方、優先度も違うので「MTF」だからといって「ひとくくり」にしてはだめです。
一昔前までは、MTFとは、男性が好きであって、女性になるために身体を改造している人であるって感じだったけど、MTFでもバイ・セクシャルだったり同性愛の人もいます。
アセクシャルといって、性欲はあるけど、恋愛の感覚がそもそもわからない人だっています。
10代もいれば20代も30代も60代も70代もいます。
ほんと個人で違います。
そんな違うものを「ひとくくり」にして考えると色々と矛盾が出てきてしまうのは当然かなと。
私はメルマガや、直接の人間関係でMTFさんと多く交流させてもらってるんですが、本当に多くの学びがあって勉強になることだらけだなぁと思います。
今後も勉強しつつ成長していこう。
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男に生まれた私ですが、10年前から女性として生活しています。
今も女子度UPのために肉体改造と美容に精を出しています。
というか、自分を磨いていくと、日々の変化が感じられるし楽しいから好きなんですよ。
私も最初からこんな人間だったわけじゃないです。
男時代は体格も良かったし肥満だったし、体毛も濃いし、声も低かった。
とても女としては生きられそうにないレベルの男でした
男の中の男って感じ。
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本人も「まさか人生がここまで変わるとは!」と驚かれています。