[GID]性同一性障害の診断書を30分で取得してきましたin東京都

こんにちは、みさきです。

性同一性障害の診断書を30分で取得してきました。

それがこちら

↓ ↓

え?

英文?

 

タイ病院への提出用なので英文で書いてもらいました。

英文の性同一性障害診断書は戸籍の性別変更用には使えないのでご注意。

 

この英文のGID診断書を取得するにあたり、病院に提出した「自分史」をご紹介しますね

※自分史については「性同一性障害(GID)の自分史ってなに?MTFの書き方を解説してみた。」でも詳しく解説しています

 

スザンヌみさきのGID診断書用の自分史

【自分史】提出用

■1987年7月21日 生まれる

■2000年3月頃(小学6年生)
思春期で声変わりするが、声が低くなるのに違和感を感じる

■2000年4月(中学1年生)
中学生になり、男子と女子を分けられる
自分が男子カテゴリに分けられるのに違和感を持つようになる
同時に、女子生徒のような身体や生き方ができたらいいのにと感じるようになる

■2001年(中学2年生)
テレビで放送されていた「金八先生」で「性同一性障害」が扱われる
それを見て自分も可能性があるのでは?と感じるようになる

■2003年(高校1年生)
小学6年生から自分の身体に違和感があったが、
3年近く自問自答した結果、「自分は女性になりたいんだ」と結論が出る

この頃からインターネットで「性同一性障害」や「性転換手術」などを調べるようになる

■2006年(18~19歳)
高校を卒業して、愛知県の飲食店に就職
インターネットで見つけた脱毛サロンでヒゲの脱毛をするようになる。
同時に名古屋市のジェンダークリニックに通うようになる。

■2006年12月16日
フローブクリニック(愛知県)にて女性ホルモン注射開始

■2008年8月12日
一色クリニック(京都府)にて「甲状軟骨形成術4型」をする

■2008年9月27日
フローブクリニック(愛知県)にて「睾丸摘出手術」をする

■2008年10月21日
○○美容外科名古屋院(愛知県)にて「豊胸手術」をする

■2008年12月1日
名古屋市のニューハーフクラブで勤務するようになる
この頃から、日常生活は女性の服装で生活するようになりました

■2014年1月5日
○○美容外科クリニック川崎院(神奈川県)にて「豊胸手術(2回目)」

こんな感じ。

自分史をただ書き連ねただけですが、これでもOKでした。

 

性同一性障害の診断書は1日。30分で取得できた

私が診断書を取得したのは東京都の「とある病院」です。

ここはGID当事者の間ではかなり有名な所なので、あえて病院名は書きません(笑)

気になったらGoogleで調べればすぐ出てきます。

(調べてもわからなければ、私までお問い合わせした人限定でお伝えできます)

 

GID診断書即日取得までの流れ

 

9月21日に病院にメール

病院のホームページには「予約は電話で」と書いてあったけど、夜中だったのでメールしました。

内容としては10月22日に東京に行くので、その時にそちらに伺います。

GIDの診断書がほしいです

という内容のもの。

 

10月15日くらいに電話で予約

9月21日に送ったメールの返事で「電話でご予約ください」と言われたので10月15日くらいに電話で予約。

翌週の10月22日に伺いますので、よろしくです〜

って電話をしました

 

10月17日に「自分史」を書く

上記で紹介した「自分史」を書きました。

見ての通り、ただ自分がやってきたことを時系列に書いただけなので10分くらいで書き上がった。

こうやってブログ書いたりメルマガ書くのは日常なので、文章作成は余裕っす。

 

10月22日に東京都新宿区のとあるクリニックに行く

その時の様子がこちら

病院が16時からだったので15:50頃に行った。

既に2名ほど患者さんがいて、私は3番目だった。

私の順番が回ってくるまで30分くらい待って、診察開始したのが16:35くらいだった。

 

医師との面談はただ診断書の使い道を聞かれただけ

診察では、医師と10分くらい話しただけ。

話しの方向としては

医者
診断書何に使うの〜?
スザみ〜
タイのガモンホスピタルでSRSするので、英文の診断書ほしいっす
医者
はーい。今まで手術してきた病院って○○先生の所だよね?
スザみ〜
はい、そうです。名古屋の。
医者
なるほど。SRS手術の予定日はいつくらい?
スザみ〜
来年の7月あたりで考えてます。もっと早くなるかも
医者
そうなのね。はーい、わかったよ

だいたいこんな感じ。

先生もGID当事者にとても慣れているし、ここは1日で診断書出してくれる病院として有名なので、慣れているんだろう。

私の他にもFTMと思わしき人が診断書をもらいに来ていた。

 

私のような人間にとって、GID当事者の事情を汲み取ってくれる医師は本当にありがたい。

そのほか、1日でGID診断書取得した時の話は「MTFがGID診断書をたった1日で取得する方法について体験談話しました」という記事でも書いてますよ

 

1日で取得したGID診断書は有効なのか?

性同一性障害のガイドライン通りに治療を進めているGID当事者にとって、1日でGIDの診断書を取得するなんてありえない!!

って感じるかもしれません。

ですが、これについては性同一性障害のガイドラインをもう一度読み直してみましょう

↓ ↓ ↓

1.ガイドラインの位置づけ

改訂第2 版ガイドラインでも記述した通り、ガイドラインはあくまで医療者に対する治療指針であり、治療を受ける者に厳格に強いるべき規則ではない。
また、当事者がガイドラインを遵守しなければその後の治療を受けられないといった懲罰的な対応を強制するための規則でもない。
柔軟性のない厳格な規則として受け止められて教条的に運用すれば、このガイドラインの目的とは逆に、医療の質の低下につながり、ひいては当事者に対する不利益を助長しかねない。

このような事態が引き続き起きないように改めて「ガイドラインはあくまで医療者に対する治療指針であり、治療を受ける者に厳格に強いるべき規則ではない」ことを再度確認しておきたい。

性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第4版改)

カンタンにいうと、「別にガイドライン通りに治療を進めなくていいし、従わなくても当事者に罰則があるわけじゃないんだよ。改めて確認してね」

という意味です。

そして、私がGIDの診断書をもらった病院の診断書は改名用にも使えます。

戸籍の性別を変更するなら、そのことを先生に伝えれば、きちんとした書式にのっとった診断書も書いてくれます。

そして、実際に性別変更している人は既に何名もいます。

既に何名も戸籍の性別変更した人がいる。

これが1日で取得したGID診断書が有効という証明です

 

診断書をもらえなかった場合の原因は?

1日で性同一性障害の診断書をもらえると言っても、だれでも取得できるわけじゃないです。

医師の中では基準があって、その基準から外れている人は診断を出さないのでしょう。

じゃあその「基準」ってなんだろう?

それは「性同一性障害(GID)の診断が下りない、断られる原因と対策方法とは一体?」という記事で詳しく書いてますので参考にどうぞ

 

GID診断書を1日で取得する方法まとめ

東京都のとあるクリニックでGIDの診断書をもらってきました。

事前にメールや電話予約したけど、実際に病院に行ったのは1回だけ。

診察は10分程度でした。

私は既に女性ホルモン歴が10年以上あり、手術もしているので比較的早かったのかもしれません。

でも、私の知人は手術してないし、女性ホルモン歴も1年未満でも診断書が取得できたみたいです。

なので、とりあえず気になったら行ってみたらいいんじゃないでしょうか。

 

どこの病院なのか、名前は住所は伏せますが、気になったらスザンヌみさきまでお問い合わせどうぞ。

私が提出した「自分史」は上記に書いてあります。

参考にどうぞ

 

1日で取得したGID診断書ですが、医師が書いたものなら大丈夫です。

戸籍名の変更や、性別変更にちゃんと使えます。

病院によっては、その病院の診断や、その病院が指定した医師が書いた診断書じゃないとSRSしないぞ!

ってところもあります

例えば「岡山大学病院」とか「山梨大学医学部附属病院」とか「札幌医科大学附属病院」とか「ナグモクリニック」とかですね。

ただ、それはその病院の方針やルールであって、戸籍名や性別変更のルールではありません。

誤解しないようご注意ください。

 

戸籍の性別変更は裁判所が許可を出しています。

つまり裁判所のルールに従うのが正しい方法です。

裁判所のルールは「裁判所|性別の取扱の変更」というページではっきり書いてありますんで、そちらを参考にどうぞ

 

追伸:常識に惑わされないよう生きるのが賢い

私は少し前まで「GIDのガイドラインに従った治療」が正しいと思い込んでいました。

これは性同一性障害のガイドラインで「段階的治療」をするのが正しいみたいなニュアンスがあったからかもしれません。

段階的治療ってのは

1.性同一性障害の診断(ファースト)

2.性同一性障害の診断(セカンド)

3.ホルモン療法

4.手術

このように段階を経て治療を進めていきましょう。

というもの。

 

しかし、これは「第3版ガイドライン【平成18年(2006年)1月21日】」で廃止されました

改訂第 2 版ガイドラインで示されていた段階的治療は廃止され、およそ公共の福祉に反しない限り、身体的治療として、ホルモン療法、乳房切除術(FTM)および性別適合手術のいずれの治療法をどのような順序でも選択できるようになった

性同一性障害に関する診断と治療のガイドライン(第4版改)

つまり。

↓ ↓

2006年以降は、

GIDの診断書が出てなくてもホルモン治療やっても別にいいんじゃない?

そういう人もいっぱいいるし。

だから、診断書取得前にホルモン治療してる人がダメって言うのやめようぜ。

という方向性に変わっているようです。

 

世の中を広く見渡してみると、性別適合手術をやった後に性同一性障害の診断書を取得する人もいます。

そういう色々な事例に対応していこうと、性同一性障害のガイドラインの方向性も修正されているようですね。

 

このように今まで私達が「常識」と思っていたものは時代と共に変化していきます。

 

高度経済成長期(1964~1973年)には、物価はどんどん上がっていくし、給料も増えていくし、人の数も増えていく時代でした。

高齢者の割合も今より少なかった。

 

でも、今は経済が停滞しているし、物価は変化ないし、就職難な時代です。

人口も減っているし、高齢者の割合もどんどん高くなっていってます。

 

そんな今の時代に「俺が若い頃はこうだった!」と言ってくる人の話なんて時代遅れ過ぎて話にならん。

と、思うこともありますよね。

そんな風に、時代はどんどん変化しています。

 

今はほとんどの人が持っているスマートフォンも2009年頃はまだまだ普及率が低かったですよ。

iPhone持ってたら「なにそれ?画面割れるんじゃない?」って言われてた時代です。

 

ネットが普及しだしてから時代の変化スピードはどんどん加速しています。

常識はどんどん塗り替えられています。

 

今はYouTuberなど、会社に雇われず個人で稼ぐ時代になってきているし、ハードルもどんどん下がっています。

時代に取り残されないよう、常に新しい情報を取り入れていかないと、時代遅れの「老害」になっちゃうかもしれません。

 

GID当事者、特にMTFは就職や転職が厳しいのが現実でしょう。

それは差別もあるけど、就職難な今の時代も原因だと思います。

 

しかし、少し目を外に向けてみると「就職」以外にもお金を稼ぐ方法はあります。

その方法については、私のメルマガでも解説しているので、興味あれば読んでみてください

 

→スザンヌみさきの自由人メルマガ

 

 

おわり

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

ABOUTこの記事をかいた人

2011年からGID-MTF向けに性別変更情報とサポートをしています。今まで性別変更された方は数十名、手術をした方々は合計120名を越えました。おかげさまで「女性として生活できるようになりました!」との意見もたくさんもらえています。女性で生きるだけではなく、人生を楽しく豊かに生きるための情報も発信中です。ご連絡はお気軽に。スザンヌみさきへの連絡フォーム